俳優の岡田将生主演で、タレントの鈴井貴之が連続ドラマの脚本と監督に初挑戦するテレビ東京系連続ドラマ『不便な便利屋』(4月放送開始、毎週金曜24:12~)のゲスト出演者が21日、発表された。
本作は、極寒・北海道の名も無き田舎町にある"便利屋"が舞台のコメディー・ドラマ。おせっかいな松井(鈴木浩介)と、離婚歴3回の梅本(遠藤憲一)、そして、吹雪のため立ち寄った居酒屋で勘違いに巻き込まれ、酔って財布も携帯も失い、滞在を余儀なくされた若き脚本家の竹山(岡田)の3人を中心に、奇想天外なストーリーが展開する。
公開された出演者は、俳優の小日向文世、時任三郎、柳沢慎吾、竹井亮介、女優の内山理名、田中美佐子、佐藤めぐみ、山下リオ、子役の鈴木福ら。それぞれの役柄も、「ハイヤー運転手」「刑事課長」「ヤクザの組長」「ラーメン屋店主とその恋人」「雪だるま評論家」「謎の白い生物」など個性的で、「意外な配役も楽しみにしてほしい」と製作サイドは語る。
連続ドラマでの脚本と監督に初挑戦する鈴井。かつてはタレント・大泉洋の出世作でもあるバラエティー番組『水曜どうでしょう』(HTB)で企画・構成を担当。番組には自身も出演し、「ミスター」の愛称でおなじみ。現在は、大泉や本作にも出演する俳優・森崎博之らTEAM NACSのメンバーが所属する事務所の会長も務める。
今回発表されたゲストに関して鈴井は、「芝居巧者であることは言わずもがなですが、それぞれ癖のある芝居を惜しみなく披露してもらっています。簡単にいえば『みんな変!』。このドラマ、まともな人間が出ていません」と個性派俳優たちの暴れっぷりを評する。「音楽も舞台でご一緒していただいた吉俣良氏。すでにいくつかデモ曲をいただいていますが、遊び心たっぷりで鼓膜が揺さぶられた瞬間ニヤついてしまいました」と明かす。「毎日毎日がサーカスの猛獣使いのような気分です。さあ、次は誰に火の輪をくぐってもらおうかな」と撮影は順調な様子だ。