東芝は26日、Broadwellこと第5世代Intel Coreを搭載した15.6型ノートPC「dynabook T」シリーズ2015年春モデルを発表した。発売は2月中旬より順次。価格はオープンで、店頭予想価格は税別140,000円台半ばから。
1,920×1,080ドットのフルHD液晶を搭載する15.6型のスタンダードノートPC。2014年秋冬モデルから基本性能を引き継ぎつつ、新たにCPUをBroadwell(開発コード名)こと第5世代Intel Coreに強化し、グラフィックス性能やバッテリ駆動時間が向上した。スピーカーは米オーディオブランド「Skullcandy」監修のオンキヨー製ステレオスピーカーを引き続き搭載。Officeは、Office Home and Business Premium プラス Office 365サービスを搭載する。
dynabook T85
「dynabook T85」はdynabook Tシリーズの上位モデルで、静電容量式のタッチパネルを搭載。ストレージにはNAND型フラッシュメモリを内蔵したハイブリッドHDDを搭載する。
主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5500U (2.40GHz)、メモリがPC3L-12800 8GB (8GB×1)、ストレージが1TBハイブリッドドライブ、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500 (CPU内蔵)、ディスプレイが15.6型ワイド液晶 (1,920×1,080ドット、タッチパネル)、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ、OSがWindows 8.1 Update 64bit。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、Gigabit対応有線LAN。インタフェースはUSB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI、D-Sub、約92万画素のWebカメラなどを装備する。
本体サイズはW380.0×D259.0×H24.5mm、重量は約2.4kg。バッテリ駆動時間は約5.0時間 (JEITA 2.0)。「Adobe Photoshop Elements 12」などがバンドルされる。カラーはリュクスホワイト、プレシャスブラック、モデナレッドの3色。価格はオープンで、店頭予想価格は200,000円前後(税別、以下同)。
dynabook T75
「dynabook T75」はdynabook Tシリーズの中位モデル。上位の「dynabook T85」から、タッチ機能を省いたほかは、ほぼ同等の仕様となる。本体サイズはW380.0×D259.9×H23.5mm、重量は約2.3kg。カラーはリュクスホワイト、プレシャスブラック、モデナレッド、サテンゴールドの4色。価格はオープンで、店頭予想価格は180,000円台半ば。
dynabook T65
「dynabook T65」は、dynabook T75の1つ下のモデルで、プロセッサには新たに第5世代のIntel Core i5-5200U(2.20GHz)を採用する。
上記を除く主な仕様は、メモリがPC3L-12800 8GB (8GB×1)、ストレージが1TB SATA HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500 (CPU内蔵)、ディスプレイが15.6型IPS液晶 (1,366×768ドット)、光学ドライブがDVDスーパーマルチなど。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、Gigabit対応有線LAN。インタフェースはUSB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI、D-Sub、約92万画素のWebカメラなどを装備する。「Adobe Photoshop Elements 12」は非搭載。
本体サイズはW380.0×D259.9×H23.5mm、重量は約2.3kg。バッテリ駆動時間は約5.7時間(JEITA 2.0)。カラーはモデナレッド、サテンゴールドの2色。価格はオープンで、店頭予想価格は160,000円前後。
dynabook T55
「dynabook T55」は、dynabook Tシリーズの最下位モデルで、CPUに第5世代Intel Core i3-5005U(2.00GHz)を採用する。
主な仕様はdynabook T65に準じるが、メモリが4GBに変更される。カラーはリュクスホワイト、サテンゴールド、モデナレッドの3色。価格はオープンで、店頭予想価格は140,000円台半ば。