Zeppホールネットワーク、ローソンHMVエンタテイメント、ワイドワイヤワークスの3社は、CG映像のみを対象とした3DCGホログラフィック専用エンタテイメント劇場を開業すると発表した。建設予定地は神奈川県・横浜市の横浜駅西口。オープンは2015年春を予定。

「(仮称)3DCGシアター」外観イメージ

同施設は、最新のサイネージ技術によってハイレベルなホログラフィック演出を可能にするステージ機能を備えた、エンタテイメントステージシステムを常設する劇場施設。原則として舞台上に生身の人間が登場しない"CG映像のみ"の中長期公演が想定されており、舞台演劇・音楽コンサート・ゲーム・伝統芸能から企業イベントも含めたさまざまなコンテンツ興行が実施される予定となっている。敷地内ではシアターの他にコンテンツ連動などを見据えた施設の展開も予定されているということだ。

また、ステージ企画は、2009年以降世界的に注目を集めている初音ミクのライブコンサート方式を考案しプロデュースしたワイドワイヤワークス社と、大型ホログラフィック・ステージ・システム「eyeliner」を用いてアニメ ワンピースをはじめ多様なコンテンンツのホログラフィック公演を手掛けているstudioTEDが共同で開発を進めているとのこと。なお、現状は3社をはじめとした複数社で構成された同施設の開発プロジェクトの設立にあたり、相鉄アーバンクリエイツとの実施協定を締結した段階とのこと。