"天使すぎるアイドル"として話題の橋本環奈(Rev. from DVL)が、映画『暗殺教室』(2015年3月21日公開)で暗殺者を演じることが2日、明らかになった。

映画『暗殺教室』で転校生暗殺者を演じる橋本環奈

本作は、漫画家・松井優征の同名漫画を原作に、『海猿』シリーズや『MOZU』シリーズを手がけた羽住英一郎監督がメガホンを取った作品。"暗殺×教育"という相容れない2つの要素を掛け合わせた斬新な設定で、"殺せんせー"を始めとしたユーモアなキャラクターが多数登場する。主演には山田涼介を迎え、3年E組の生徒役には菅田将暉、山本舞香、竹富聖花、優希美青、上原実矩ら。そのほか椎名桔平、元KARAの知英、加藤清史郎、高嶋政伸らが脇を固める。

橋本が演じるのは、3年E組の転校生暗殺者で、攻撃ロボットの"律"こと「自律思考固定砲台」。最新の軍事技術を結集した自己進化する人工知能を搭載し、防衛省が殺せんせーとの契約「生徒に危害を加えない」を逆手にとって、生徒として派遣する。原作ファンだったという橋本は、「出演のオファーをいただいたときは本当にびっくりしました」と感激。「しかも"律"役ということで、不安もあったんですが劇中では、制服姿や体操服姿だけではなく、普段着ることのない、ナースや女教師の衣装も着られてとても楽しかったです」と撮影現場を振り返り、「3年E組の二次元アイドルとして、張り切って殺せんせーを攻撃しましたので、"律"の暴れっぷりを是非、劇場でご覧ください!」と呼びかけている。

一方、上原寿一プロデューサーは「人工知能でありながら、抜群のかわいらしさも持つ"律"という特異なキャラクターを演じるのは完璧さとかわいらしさを併せ持つ奇跡的な存在感を持つ人でなくてはいけませんでした。そんな律を演じられるのはアイドル戦国時代と言われる今のアイドル界でも唯一無二の輝きを放つ橋本環奈さんしか考えられませんでした」と起用理由を説明。「実際お会いした橋本環奈さんのオーラは想像以上で撮影を通じ、律というキャラクターに生命が吹き込まれていくのを感じ、身震いしました」と当時の興奮を伝えた。

(C)2015松井優征/集英社・映画「暗殺教室」製作委員会