ジュピターテレコムは11月27日、同社がJ:COMブランドで提供しているデジアナ変換サービスを、2015年1月29日から順次終了すると発表した。

デジアナ変換サービスとは、地上アナログ放送から地上デジタル放送への移行にあたり、総務省の要請によって各事業者が提供してきたサービス。アナログチューナーしか搭載していないテレビ受信機でも地上デジタル放送を視聴できるように、ケーブルテレビ局側でアナログ信号に変換するサービスだ。なお、デジアナ変換サービスは、2015年3月までに終了するとサービス開始時から決められていた。

J:COMの提供するデジアナ変換サービス終了日は地域によって異なり、詳細はジュピターテレコムのWebサイトに掲載されている。もっとも早くサービスを終了するのは茨城県の「J:COM茨城」のエリアで、2015年1月29日に終了予定だ。もっとも遅くまでサービスを継続するのは、神奈川県の藤沢市、茅ケ崎市、寒川町、秦野市、伊勢原市で、2015年4月27日に終了予定だ。

同サービスを利用しているユーザーが、サービス終了後にテレビを視聴するには、テレビの買い替え、あるいはケーブルテレビの契約、地デジチューナーの導入などの措置をとる必要がある。