ラフォーレ原宿は、独創的な視点で世界を解剖し、再構築するアートディレクター・吉田ユニの個展「IMAGINATOMY(イマジナトミー)」を開催している。開催期間は11月24日まで、会場は東京都・原宿のラフォーレミュージアム原宿。開場時間は11:00~21:00、入場は無料。

「SO-EN / 75 YEARS OF GIRLS (w/NAM)」2011年

同展は、ラフォーレ原宿のキャンペーンビジュアルや野田秀樹演出舞台のポスター、木村カエラ、Chara、AKB48、中川翔子ら著名アーティストのCDジャケット、THEATRE PRODUCTS、J-WAVE、ワコール、Afternoon Tea、三越伊勢丹など国内外の企業やブランドの広告を数多く手がけるアートディレクター、吉田ユニの初個展。

木村カエラ「KAELAXXX」2014年

「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO」2012年 (c)Japan Fashion Week Organization

会場にはこれまでの代表作や本展のための新作が並んでいるほか、ラフスケッチやメイキングフォトなどを独特の空間で展開しており、吉田ユニの想像力の源泉に迫る。会場構成はトラフ建築設計事務所が担当している。そのほか、11月22日には吉田ユニの多くの作品をともに作りあげてきた写真家・宮原夢画とのトークショーが開催される。

なお、吉田ユニは1980年生まれのアートディレクター、グラフィックデザイナー。女子美術大学卒業後、大貫デザイン入社。宇宙カントリーを経て、2007年に独立。広告やCDジャケット、映像、装丁などを手がけ、幅広く活動している。