経済産業省 資源エネルギー庁が12日に発表した石油価格調査(10日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.6円安い159.5円となり、17週連続で値下がりした。159円台は2014年3月24日(159.0円)以来、33週ぶり。

原油価格の下落に伴い、石油元売り会社が卸価格を引き下げたことなどが影響した。なお、下げ幅は前週より1.1円縮小した。

都道府県別の動きを見ると、値上がりは山口県のみ、横ばいはゼロ、値下がりは46都道府県となった。最も高かったのは高知県の168.3円(前週172.9円)で、以下、鹿児島県の167.5円(同167.9円)、長崎県の166.6円(同167.5円)と続いた。

ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.6円安い170.3円で、17週連続の値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.6円安い138.7円で、同じく17週連続の値下がりとなった。

灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より8円安い1,854円で、12週連続の値下がりとなった。