厚生労働省は11月9日、平成26年度の卓越した技能者(通称「現代の名工」)の表彰対象者149名を決定したと発表した。

同制度は昭和42年に創設され、卓越した技能を持ち、その道で第一人者と目されている技能者を表彰するもの。技能の世界で活躍する職人や技能の世界を志す若者に目標を示し、技能者の地位と技能水準の向上を図ることを目的としている。

代表的な技術者としては、小笠原庄八氏(神戸製鋼所・自由鍛造工)、塩崎秀正氏(デンソー技研センター・フライス盤工)、伊藤啓一氏(豊田自動織機・自動車部品組立工)、中村初代氏(Yuki Nakamura ROYAL DRESS・婦人子供服注文仕立職)、西沢勝治氏(とも栄菓舗・和干菓子製造工)、米花俊明氏(米花畳店・畳工)が挙げられている。

149人の詳細は、厚生労働省のWebページで確認できる。