3人組音楽グループ・いきものがかりが、本田翼と東出昌大のW主演映画『アオハライド』(12月13日公開)の主題歌を担当することが8日、明らかになった。

映画『アオハライド』(上)で主題歌を手がけるいきものがかり(下)

映画の原作は、漫画家・咲坂伊緒が別冊マーガレットで連載し、累計発行部数750万部を突破(2014年10月現在)した少女コミック『アオハライド』。恋や友情にストレートにぶつかるヒロイン・吉岡双葉を本田翼が、クールな中に優しさを秘めた双葉の初恋の相手・馬渕洸を東出昌大が演じる。

主題歌のタイトルは「キラリ」。作詞・作曲はリーダーの水野良樹が原作を読んで書き下ろし、ボーカル・吉岡聖恵の明るく伸びやかな歌声にポジティブで強いメッセージを乗せた。爽やかでみずみずしいメロディーのミディアムナンバーとなっている。編曲は本間昭光で、2010年のNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』主題歌の「ありがとう」と同じ布陣が再結集。同映画の監督である三木孝浩は、いきものがかりの数々のヒット曲(「風が吹いている」「帰りたくなったよ」「YELL」「笑顔」)でPV監督も務めてきた。

いきものがかりは「彼女たちの爽やかな背中を、そして同じようにいま青春の輝きの中にいる誰かの背中を、そっと押すような歌になれば嬉しいです」とコメント。本田は「『キラリ』というタイトルの通り、映画を光らせてくれる素敵な楽曲です」、東出は「エンドロールで流れるこの曲が、劇中の色んなシーンを思い出させてくれます。楽曲をはさんだ後にシークレットロールもあるので、この曲も含めて『映画アオハル』です」とメッセージを寄せた。