1976年の設立から38年という長い歴史を持つ図研は、国産初となるプリント基板設計用のCAD/CAMシステムを世に送り出して以来、エレクトロニクス産業や精密機器、自動車や航空、宇宙産業から、工作機械と製造業を支えるソリューションで製造業に貢献。現在では欧米からアジアまでグローバルに"モノづくりのためのITソリューション"を推し進めている。

そんな図研グループが毎年行う"Zuken Innovation World"。2012年より同社が世界各国で開催するコーポレートイベント名をそれまでの"Zuken Innovation"から統一している。10月16日(木)、10月17日(金)の2日間にわたって開催される「Zuken Innovation World 2014 YOKOHAMA」は、図研グループの最新ソリューションが披露されるイベントで、昨年同様に横浜ベイホテル東急で開催される。

ABCDの4会場で53セッションが予定されており、製造業を支える各社の成功導入事例や同社の次世代エレクトロニクス設計プラットフォームCR-8000シリーズ関連をはじめ、製品のロードマップも示される。また欧州における車載電子機器のEMC制御ノイズ対策プロジェクト、EM4EMのメンバーでもあるZuken EMC Technology Centerからプロジェクトの報告も行われる予定だ。

そのほか、3次元ダイナミック編集や4Kディスプレイ対応など進化するシステムレベルマルチボード設計環境「Design Force」を実際に使って電子回路設計を体験できる、少人数制スクール形式の"エクスペリエンス"(F会場)、Design ForceやE3.series、Cabling Designerなど同社製品のユーザーワークショップも予定されている。各会場でのセッションの詳細や展示ブースの詳細はオフィシャルサイトに掲載されている。

開催概要