ソフトバンクロボティクスは9月20日、パーソナルロボット「Pepper(ペッパー)」を、2015年2月の一般発売に先行して、デベロッパーやクリエーター向けに200台限定で抽選販売を行うための予約申し込みの受付をWebサイト上にて開始したと発表した。

今回の先行販売では、デベロッパーやクリエーター向けに提供することを前提に、「Pepper」のロボット本体やソフトウェア開発キット(SDK)などがセットになった「デベロッパー先行モデル」(19万8000円、税別)が提供される。同モデルの購入には、保守サポートやクラウドを活用した音声認識エンジンなどのサービスがセットになった「デベロッパー特別パック」(9074円×36カ月、税別)への加入が必要になるという(一括払いの場合は35万2800円、税込み)。

抽選に当選した場合、2014年12月以降順次「Pepper」が配送され、ロボアプリの開発を先行して開始できるという。なお、同社では今後、「Pepper」の開発を促進するさまざまな取り組みとして、ロボアプリ開発に関する知識やドキュメントをインターネット上で共有する「Pepper Creator Community」を開設するほか、「Pepper」の共同開発を行ったALDEBARAN Robotics(アルデバラン)と共に、「Pepper」のタッチ・アンド・トライや、SDKを体験可能な「アルデバラン・アトリエ秋葉原 with SoftBank」を9月21日に開設するとしている。

「デベロッパー先行モデル」と「デベロッパー特別パック」の概要