カップル専用アプリ「Pairly(ペアリー)」を運営するTimers(タイマーズ)は8月29日、「壁ドンに関するカップルの意識調査」の調査結果を公開した。同調査は7月25日~28日、「Pairly」を利用する男女473人を対象に行われた。

「『壁ドン』という言葉を聞いたことがありますか?」

「壁ドン」はリピーターを生みやすい?

「『壁ドン』という言葉を聞いたことがあるか」とたずねたところ、91.3%の人が「ある」と回答した。「壁ドン」の言葉の意味を聞くと、「恋愛感情を抱いている相手の後ろの壁に手を『ドン』とおいて迫ること」(80.5%)が最も多く、次いで「隣人がうるさい時に壁を『ドン』とたたくこと」(14.7%)、「わからない」(4.8%)となった。

恋愛面で使用される「壁ドン」について、「『壁ドン』をされたことはありますか?」と女性に対して聞いたところ、「ある」という人が半数近く(43.0%)を占める結果となった。

「『壁ドン』をされたいと思いますか?」という質問には、「ぜひされたい」(32.6%)という人が最も多く、後には「機会があればされたい」(25.2%)、「されなくてもいい」(23.6%)、「相手が望むならされてもいい」(10.7%)、「されたくない」(7.9%)と続いた。「壁ドン」を望むか、許容する女性が合計68.5%と過半数存在することが分かった。

「『壁ドン』をされたことはありますか?」

「『壁ドン』をされたいと思いますか?」

「『壁ドン』をされた場合にはどういう感情になるか」をたずねたところ、「好きな相手だったらきゅんとする(52.9%)」という回答が最も多く、次いで「好きじゃなくてもかっこ良ければきゅんとする」(26.3%)、「なんとも思わない」(8.5%)、「不快な気持ちになる」(6.1%)、「あまりなんとも思ってない相手でもきゅんとする」(6.1%)という結果に。好きではない相手でも「きゅんとする」という女性が合計30%以上存在することが判明した。

「壁ドン」経験者の女性に「『壁ドン』をされたいと思いますか?」と聞いたところ、最も多かったのは「ぜひされたい」(45.2%)という人だった。次に多かったのは「機会があればされたい」(29.8%)で、「されなくてもいい」(11.5%)、「相手が望むならされてもいい」(11.5%)、「されたくない」(1.9%)が後に続いた。

合計75%の女性が「されたい」と答え、「されてもいい」も含めると86.5%の女性が「壁ドン」を望むか、許容するという結果となった。「壁ドン」がリピーター意向を生みやすいことが分かった。

「『壁ドン』をされた場合にはどういう感情になるか」

「『壁ドン』をされたいと思いますか?」(経験者の女性に対して)

男性は消極的

男性に対して「『壁ドン』をしたことはありますか?」と聞いたところ、「ある」と答えた人は29.6%で、女性の経験率に比べると低かった。

また、「『壁ドン』をしたいと思いますか?」という質問には、「やらなくてもいい」(39.6%)と答えた人が最も多く、「したくない」(17.2%)と答えた人も3番目に多かった。

「相手が望むならやってみたい」(23.1%)、「できる機会があればやってみたい」(10.7%)、「ぜひしたい」(9.5%)という人は合計43.3%で、女性の「壁ドン」意向の68.5%とは大きく差が開いた。

「『壁ドン』をしたことはありますか?」

「『壁ドン』をしたいと思いますか?」