アークレイ、腎機能検査装置の専用試薬を発売 - 早期腎機能障害を発見可能

 

検体検査機器・体外診断用医薬品メーカーのアークレイは8月21日、クリニック向け腎機能検査装置の新しい専用試薬「スポットケム バナリストCysC(シスタチンC)」を発売したと発表した。

近年、末期の腎不全から慢性透析療法を導入する患者の数が増加しており、その対策として、腎機能障害の早期診断・治療開始が不可欠とされている。

今回発売された同試薬は、同社の販売する検査機器「スポットケム バナリストSI-3610」専用の検査キットで、腎機能を知る上で重要な指標とされている「シスタチンC」という血清タンパク質を簡便かつ迅速に測定でき、クリニックなどでの即時検査に役立てることができるという。

従来、腎機能検査で使用されてきた血清クレアチニンは食事や筋肉量に影響を受けやすいが、シスタチンCはそれらの影響を受けにくく、軽度の腎機能低下でも血中濃度が上昇することから、血清クレアチニンでは検出できない早期腎機能障害の診断ができるとのこと。

なお、希望納入価格は1万2600円(10回用)となっている。

今回発売された「スポットケム バナリストCysC(シスタチンC)」

即時検査「スポットケム バナリストSI-3610」

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