アイ・オー・データ機器(以下、アイ・オー・データ)は8月6日、学校用グループウェア「ミライム」を提供するミライムと新たな「ミライム」の導入形態としてアイ・オー・データ製NAS(ネットワーク接続型ハードディスク)LAN DISK Hシリーズでのパッケージ化商品を開発し、ミライムより販売を開始すると発表した。

LAN DISK Hシリーズ「HDL2-Hシリーズ」(左)「HDL2-Hシリーズ」(右)

「従来のサーバ機導入形態」と「NASサーバ機導入形態」

今回の取組により、NASに特化した簡易な操作性をもつLAN DISK Hシリーズがグループウェアサーバしての機能を果たすことで、専属の管理者がいない場合の多い学校現場でもサーバ運用ができるようになり、維持管理の負担を軽減することが可能となる。さらに、多機能で高額なサーバ機を購入する必要がなく、導入時のコスト抑制も見込まれる。

本開発にあたり、「ミライム」のデータベースサーバとして、LAN DISK Hシリーズへの組み込みおよび、動作検証を実施し、職員数75名程度までの学校規模でグループウェアの正常なパフォーマンスを確認した。なお、アイ・オー・データ機器のオリジナルOS搭載LAN DISK Hシリーズでの協業は今回が初の取り組みとなる。