ドクターシーラボはこのほど、「スメルハラスメント」に関する調査結果を発表した。調査は6月23日~25日に実施され、男性240名、女性239名の計479名より回答を得た。
「スメハラ」知っていますか?
「スメルハラスメント」とは、「体臭」「口臭」「香水」などの臭いで周囲に不快感を与える行為。
「スメルハラスメントという言葉を知っているか」を調べたところ、男性の77.1%、女性の73.6%が「知らない」と回答した。だが、「職場の上司・同僚・部下の中で、臭いが気になる人がいるかどうか」を聞いたところ、男性の49.6%、女性の51.5%が「いる」と回答。「スメルハラスメント」という言葉は知らなくても、男女それぞれ2人に1人は職場で臭いに関して悩んでいるということが明らかになった。
「ニオイが気になるシチュエーション」については、「近くを通ると直ぐにわかる(男性80.7%/女性87.0%)」が圧倒的な結果に。他には「会議室で打ち合わせをしていて(男性26.1%/女性14.6%)」、「エレベーターに一緒に乗っていて」(男性18.5%/女性17.9%)」が続く。
「何の臭いが気になるか」は「汗の臭い(男性45.4%/女性46.3%)」、「会話の時に漂う口臭(男性39.5%/女性40.7%)」、「脇(ワキガ)の臭い(男性32.8%/女性25.2%)」が続いた。
自分のニオイはどうですか?
続いて、「自分の臭いが気になったことはあるか」という質問をしたところ、「ある」と回答したのは男性(75.8%)、女性(77.8%)という結果になった、
「臭いの原因」としては、「汗の臭い(男性81.9%/女性80.6%)」、「口臭(男性49.5%/女性48.4%、「足の臭い(男性45.6%/女性43.5%)」などが上げられた。
「臭いが気になる時間は1日のうちのいつ頃か」という問いに対しては、男女ともに夕方(男性67.6%/女性74.2%)が最も多くなった。
調査の詳細は同社Webサイトより確認できる。