ソフトブレーン・フィールドは、30代~40代の主婦を中心とする同社サービス登録の既婚女性会員を対象に「夫のお小遣い」についてのアンケートを実施し結果を発表した。有効回答者数は972名で、調査期間は6月18日~6月24日。

「夫のお小遣い額」

夫のお小遣い額、平均は3万5,686円

夫のお小遣い額(自由に使える金額)について聞いたところ、最低額0円から最高額30万円まで幅広い金額となったが、全体での平均は3万5,686円だった。前回(2013年6月実施)の調査では平均3万5,947円だったため、全体平均では261円の減額となった。

また、夫のお小遣い額に昼食代を含むについて確認したところ、含むと回答した人が439名、昼食代は別に渡していると回答した人が533名で、昼食代別の家庭の方がやや多い結果になった。

昨年と比べ「増えた」6.2%「減った」6.9%

「2013年と比較しての増減」

2013年と比較して夫のお小遣い額に増減があったかを確認したところ、全体では増えたが6.2%、減ったが6.9%で減った人の割合がやや多い結果になった。減った理由としては、「家族が増えためです。ミルク、おむつ代の捻出のため、夫のお小遣いが犠牲になっています」(40代、昼食代別2万円、減額5,000円)というように新たに出費項目が増え、その分夫のお小遣いが減ったというパターンが多く見受けられた。

また、増えたパターンでは「基本給が増えたので、お小遣いにまわした。(日々の感謝をこめて)」(40代、昼食代別3万円、増額1万円)というように夫の励みになるコメントも見られた。

消費税増税による影響は……

「消費税増税を機にお小遣いの額について夫婦で話し合いを行いましたか」「話し合いの結果、お小遣い額はどうなりましたか」

4月の消費税増税を受けて、お小遣いの額について夫婦で話し合いを行ったかについても聞いたところ、そうした話し合いを「行った」と回答した家庭は6.4%だった。話し合いの結果、お小遣い額が増えた家庭は12.9%、減った家庭は22.6%、変わらなかった家庭は64.5%という結果に。

「給料に変化はないが、増税や娘の入園で家計からの支出が増えることになったため減らしました」(30代、昼食別1万5,000円、減額5,000円)のように、収入に変化がないのに増税により支出が増えたからといったコメントや増税に加えてさまざまなものが値上がりしているためという意見が見られた。