「Bal des Affiches ポスター舞踏会」1986年 リトグラフ

「Exposition d’affiches ‘Villemot-Savignac’ ヴィユモとサヴィニャックのポスター展」1949年 リトグラフ

Bunkamura Galleryは、フランスのポスター作家 レイモン・サヴィニャックの作品展「レイモン・サヴィニャック展 パリの街が愛したポスター」を開催する。会期は7月12日~21日。開館時間は10:00~19:30(※最終日は17:00まで)。会場は東京都・渋谷のBunkamura Box Gallery。入場無料。

同展では、フランスの商業文化を代表するポスター作家 レイモン・サヴィニャック(1907-2002)のオリジナルポスターに加え、貴重な原画作品を含めて展覧・販売を実施。その中には、サヴィニャックの作品展のポスター「Bal des Affiches ポスター舞踏会」もあり、同作品中には彼を一躍有名にした≪牛乳石鹸 モンサヴォン≫の雌牛が、恩師カッサンドルが描いた≪デュボネ(お酒)≫のキャラクターとダンスを踊っている様子が描かれ、カッサンドルへの感謝が表現されている。

また、"美しいガラクタ"という言葉が語源の「ブロカント」と呼ばれるフランスの古い雑貨類や、企業が広告用に作成した当時のアドバタイジンググッズも併せて販売する。そのほか、会期中にはサヴィニャック作品の世界的コレクターである山下純弘氏をゲストに迎え、作品について、そしてサヴィニャックのアイデアとユーモアの秘密に迫る「ギャラリートーク」を開催する。開催日時は7月15日/17日 各日とも15:00~。事前予約は不要。開始時間に同会場を訪れることで参加が可能だ。