Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed.

Google Chromeチームは5月27日(米国時間)、「Google Chrome Blog: Protecting Chrome users from malicious extensions」において、Windows版Chromeに対するエクステンションの扱いを変更すると伝えた。これまではさまざまなサイトからChromeエクステンションをインストールすることができたが、今後はChrome Web Storeでホストされているエクステンションのみインストールできるようになる。

これまでにChrome Web Store以外のサイト経由でインストールしたエクステンションは自動的に無効化され、Chrome Web Storeにホストされるまでは有効化できないようになる。なお、開発者向けに用意されているローカルで保持しているエクステンションのインストールおよび利用は今後も使用可能。また、インラインインストール機能を使うことで自分のWebサイトからインストール作業を実施するといったこともできる。

エクステンションを使うことでGoogle Chromeにさまざまな機能を追加することができるため、アドバンストユーザやデベロッパらによって積極的にエクステンションが活用されている。しかし、この機能は攻撃者や脅威などにも悪用される傾向がある。Google Chromeチームではエクステンションの配布元を限定することでマルウェア型のエクステンションの感染などを減らしたい狙いがあるものとみられる。