AppCode is a new Objective-C IDE for developers building apps for Apple devices such as Macs, iPhones & iPads.

JetBrainsは「What's New in AppCode 3.0」においてiOSアプリおよびMac OS Xアプリケーション開発向けの統合開発環境AppCodeの最新版となる「AppCode 3」の新機能を伝えた。「AppCode 3」は大幅な機能強化がはかられており、統合開発環境Xcodeからの移行がスムーズに進むようにショートカットキーや使い方の面でよりMac OS Xのネイティブアプリケーションよりにチューニングが施されている。iOSやMac OS X向けのアプリケーション開発に取り組んでいる場合には一度使用を検討しておきたいバージョンといえる。

「AppCode 3」ではiOS SDKが提供しているすべてのUIコンポーネントを単一のUIデザイナのもとで統合的に扱うことができるようになった。またRevealとの統合も進められており、UIの調整をコンポーネントを再ビルドすることなくオンザフライで編集できるようにもなっている。ユニットテスト関連の補完機能も強化されており、さまざまなユニットテストフレームワークとのシームレスな統合も実現されている。

What's New in AppCode 3.0より抜粋

What's New in AppCode 3.0より抜粋

What's New in AppCode 3.0より抜粋

What's New in AppCode 3.0より抜粋

また「AppCode 3」では統合開発環境のエディタが提供する補完機能としては珍しく「複数のカーソルおよび同時補完機能」が実装されている点も興味深い。同じような編集を実施する場合、これまでは1行分入力してからその行をコピーし、そのあとで変数名の変更などを実施するといった作業をしていたが、「AppCode 3」ではそもそも入力の段階で複数行に同時に入力することができ、これまでよりも効率のよい編集作業が可能になっている。詳細はWhat's New in AppCode 3.0に掲載されている動画でご確認いただきたい。