SAMSUNG ELECTRONICS JAPANは21日、KDDIおよび沖縄セルラー電話向けのAndroidスマートフォン「GALAXY S5 SCL23」が、国内で初めてキャリアアグリゲーションに対応したことを発表した。同時に「WiMAX 2+」にも対応した。ソフトウェアを更新することで対応する。

GALAXY S5 SCL23

キャリアアグリゲーションはLTEの次世代高速通信規格「LTE-Advanced」の技術を応用し、異なる周波数帯を集め、広帯域化しデータを送信することで高速なLTE通信を可能とする技術。異なる電波を同時に利用するため、ある周波数の電波環境悪化により通信速度が低下した場合でも、もう一つの周波数で補うことができ、より安定した通信を行うことができる。具体的には下り最大75Mbpsエリアの2つの電波を束ね、下り最大150Mbpsの高速通信を実現する。「WiMAX 2+」は、受信最大110Mbps、送信最大10Mbpsの高速モバイルインターネットサービス。

(記事提供: AndroWire編集部)