NTTドコモは14日、2014年夏モデルとして、入力文字の補正機能を装備した「Super ATOK ULTIAS」搭載のAndroidスマートフォン「ARROWS NX F-05F」(富士通製)を発表した。5月下旬より販売を開始する。
同製品は、入力文字の補正機能を装備し、メールやSNSなどで入力したい言葉や文章を思いのまま変換できるという「Super ATOK ULTIAS」を採用したAndroid 4.4搭載スマートフォンである。ストレスフリーな「プレミアムサクサクタッチパネル」を搭載し、iモードケータイの操作感を再現したキーボードを装備するなど、操作面での向上を図っている。 フルHDに対応した約5インチの省電力ディスプレイ「新WhiteMagic」は、クラス最高の1,000カンデラを実現。3,200mAhのバッテリーと「ヒューマンセントリックエンジン」により、最大3日間使用ができる。本体はU字型のフレームと背面のラウンドフォルムの組み合わせでホールド感を高めており、傷つき防止に背面塗装は「ハイパーダイヤモンドタフコート」を用いている。
カメラは有効画素数約2,070万画素(メイン)と約130万画素(サブ)のCMOSカメラを装備。センサーは「Exmor RS for mobile」を装備し、画像処理エンジンには「GRANVU」を採用。高感度かつ低ノイズ化を実現し、夜景も美しく撮影することができる。
さらに、LTE/3GとWi-Fiに同時接続可能な「マルチコネクション」機能、ロック解除が行える「スマート指紋センサー」などを搭載。IPX5/8の防水機能も装備する。通信面ではLTEの高速データ通信ネットワーク上で音声通話を実現する技術「VoLTE」に対応。また、最新の動画圧縮規格「H.265/HEVC」にも対応している。
最大連続待ち受け時間は、LTEで約720時間、3G回線で約860時間、GSMで約690時間。内蔵のROMは32GB、RAMは2GB。外部メモリとして、microSDカード(最大2GB)とmicroSDHCカード(最大32GB)、microSDXCカード(最大128GB)を利用可能。
そのほか、dマーケット、おサイフケータイ(NFC:FeliCa搭載)、Bluetooth Ver.4.0、Wi-Fi(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac)、GPS、FOMAハイスピード、国際ローミングサービス「WORLD WING」に対応。テザリングは10台まで接続可能。LTE対応周波数帯は2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHz。
サイズは約69(W)×140(H)×10.4(D)mm、重量は約159g。カラーはゴールド、ホワイト、レッドの3色をラインナップ。オプションとして急速充電が可能となる「ACアダプタ05」を用意している。