スポーツ漫画のキャラクターに憧れて同じスポーツを始めたり、そのキャラクターのセリフや得意技をまねてみたりするなど、好きな漫画のキャラクターに影響された人は多いのではないだろうか。そこで、マイナビニュース会員733名に「一番好きなスポーツ漫画のキャラクターといえば誰ですか」というアンケートを実施し、回答者には選んだキャラクターのお気に入りのセリフやシーンも答えてもらったので紹介しよう。
一番好きなスポーツ漫画のキャラクターといえば誰ですか。
1位 桜木花道(SLAM DUNK) 16.9%
2位 上杉達也(タッチ) 9.8%
3位 流川楓(SLAM DUNK) 8.3%
4位 大空翼(キャプテン翼) 5.3%
5位 浅倉南(タッチ) 4.5%
お気に入りのセリフやシーンを教えてください。
■桜木花道(SLAM DUNK)
・「嫌みがなくひたむきに上を目指していくのは、理想的な主人公かもしれない」(26歳男性/その他/その他)
・「終盤で、背中に違和感を感じながらも試合に臨むところは鬼気迫るものがあった」(34歳女性/ソフトウェア/技術職)
・「髪を切って再スタートする場面」(27歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「安西(光義)監督に(栄光時代を問いかけながら)『オレは今なんだよ!! 』と言って、背中の痛みをこらえて試合に戻ろうとするところ」(27歳女性/食品・飲料/専門職)
・「自分を天才と信じ、人一倍努力する姿が印象的」(24歳女性/情報・IT/経営・コンサルタント系)
■上杉達也(タッチ)
・「『上杉達也は浅倉南を愛しています 世界中の誰よりも』が、もう大好きです」(27歳女性/医療・福祉/専門職)
・「特定のシーンやセリフというより、弟が死んだ後、本気を出していく展開」(40歳男性/その他/その他)
・「不言実行なところ。口には出さないけど(弟の)かっちゃんのことを気遣っているし、しんどくても口に出さず投げ続けるし」(31歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
■流川楓(SLAM DUNK)
・「ライバルを挑発するような強気な発言は全部好きです」(31歳女性/医療・福祉/専門職)
・「内に秘める闘志と努力がいい。『どあほう』と言いつつも(主人公の桜木)花道を認めているところ」(35歳女性/情報・IT/技術職)
・「ライバルを見つけて笑うシーン」(36歳男性/機械・精密機器/技術職)
■大空翼(キャプテン翼)
・「小学校にドリブルで向かうシーン、自分もまねした」(26歳男性/電機/営業職)
・「『ボールはともだち』って無邪気に語るシーン」(30歳男性/団体・公益法人・官公庁/専門職)
・「ドライブシュートだ!! 」(32歳男性/学校・教育関連/専門職)
■浅倉南(タッチ)
・「『甲子園つれてって』は南ちゃんだから許されるセリフだと思う」(29歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「南ちゃんの新体操のシーンはけっこう気に入っている」(24歳女性/運輸・倉庫/営業職)
■総評
1位に「SLAM DUNK」の主人公「桜木花道」が、3位にそのチームメイトでライバルでもある「流川楓」がそれぞれランクインした。桜木花道は、最後のセリフ「天才ですから」や、最後の試合での「左手はそえるだけ」「オレは今なんだよ!! 」が多くの人にお気に入りのセリフとして選ばれ、流川楓は特定のシーンよりも「クールなところ」というコメントが多かった。2位と5位には、「タッチ」の主人公「上杉達也」とヒロイン「浅倉南」が選ばれた。上杉達也は最後の告白シーン、浅倉南は「甲子園つれてって」というセリフや主人公を「たっちゃん」と呼ぶところが人気のようだ。
4位の「キャプテン翼」の主人公「大空翼」は、「ボールはともだち」のセリフを選んだ人が圧倒的多数となっている。なお、6位(4.1%)には「あしたのジョー」の主人公「矢吹丈」が選ばれており、真っ白に燃え尽きた最後のシーンに関するコメントが目立っていた。スポーツを題材にした漫画は多いため、7位以下のキャラクターは票が分散して3%未満という得票数であったが、その中でも同じ作品から2人ずつがトップ5にランクインした「SLAM DUNK」と「タッチ」の人気は圧倒的だ。
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調査時期: 2014年1月10日~1月17日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性343名 女性390名 合計733名
調査方法: インターネットログイン式アンケート