JR東日本はこのほど、仙台駅吹抜けコンコースの天井改修工事を開始すると発表した。2015年3月完成予定。
仙台駅では現在、商業施設と宿泊施設の建設を主体とした東口開発ならびに駅舎改修工事を実施中。商業施設と駅舎改修工事は2016年春、宿泊施設は2017年春の完成をめざして工事を進めており、吹抜けコンコース天井改修工事もこれに合わせて行われる。
改修工事では、仙台城の大広間をイメージした「格子天井」をリニューアル。「歴史と伝統を継承する西口と、開発により未来を想わせる東口を『つなぐ』新たな格子デザインとして再構築」(JR東日本)するとのこと。吹抜け空間ならではの高い天井にそびえ立つ柱を生かした、ぬくもりが感じられる空間構成になるという。
工事期間中はコンコースに仮設足場を設置して工事を行う。JR東日本は駅利用者に向けて、「お客さまのご理解とご協力をお願いいたします」と呼びかけている。