ネットワールドは、VMwareのSoftware-Defined Storage分野の最初の製品である「Virtual SAN(以下 VSAN)」の販売と導入支援サービスの提供を開始すると発表した。

また、ネットワールドのパートナー向け教育プログラムとして、VSANの無料ハンズオントレーニングを提供開始する。

VSANは、各サーバに内蔵されているHDDを束ね、サーバに内蔵されたSSDまたはPCIeのフラッシュメモリのキャッシュで高速化してディスクグループを作成し、サーバ毎のディスクグループをネットワーク越しに束ねて仮想的な共有ストレージを実現するソフト。

ネットワールドは、VMwareソリューションプロバイダーであるパートナー向けに仮想環境の導入の支援のためのサービスとして、仮想インフラ構築、仮想インフラへの移行、DR環境構築、仮想デスクトップインフラ構築などの様々なサービスを提供してきた。

今回、これらを、VSANを対象として拡充し、VSANの導入支援サービス、VSANの無償ハンズオントレーニングを追加した。

今回提供開始するVSANの導入支援サービスと教育プログラムは、「無償ハンズオントレーニング」、同社独自のテキストを利用し、各製品の実践的な利用方法を修得する「Jump Startサービス」、「PoC構築支援サービス」、事前ヒアリング、基本構成の決定支援、定例ミーティング、構築立会いなどを行う「設計支援サービス」、事前オンサイトヒアリング、構成内容の確認およびインストールに必要なパラメーターの決定、設定シートの作成、各製品・コンポーネントのインストール、動作確認、引渡し説明(必要に応じ、簡単な機器の取扱い説明)を行う「導入サービス」。