JR東海は9日、東海道本線袋井~磐田間の新駅設置について発表した。開業予定は2019年度末とされている。

東海道本線袋井~磐田間の新駅イメージパース(JR東海提供)

新駅は袋井駅から西(浜松方面)へ4.6km、磐田駅から東(掛川方面)へ3.2kmの距離(磐田市鎌田地内)に位置し、付近にはヤマハ発動機本社やヤマハスタジアムなどが立地する。磐田市からの要望を受けて協議が進められ、このほどJR東海と磐田市、磐田市新貝土地区画整理組合、磐田市鎌田第一土地区画整理組合の4者間で、新駅設置の着手に関する基本協定が締結された。

JR東海の発表によれば、新駅は2面2線で、橋上駅舎と自由通路を設置し、並行する東海道新幹線をまたぐ構造に。今年中に工事協定を締結し、来年度から工事に着手。新駅開業までに北口・南口の交通広場や駐輪場、アクセス道路を整備する予定だという。2019(平成31)年度末に予定される新駅開業以降、駐車場も整備予定としている。