「妖怪ウォッチ 発見!妖怪タウン」公式サイトより

3月14日に東京駅の一番街に期間限定でオープンした人気アニメ『妖怪ウォッチ』をテーマにしたイベントショップ「妖怪ウォッチ 発見!妖怪タウン」が、来場者が殺到して商品を提供することが困難になったため、オープンから2日で急遽営業を休止したことが明らかになった。

『妖怪ウォッチ』は、レベルファイブが手がけた『ダンボール戦機』や『イナズマイレブン』に続くクロスメディア作品で、ゲームをはじめ、アニメ、漫画、玩具と多角的に展開。不思議な時計「妖怪ウォッチ」を手に入れた主人公が、街に潜む個性豊かな妖怪たちを仲間にしながら、日常にあふれる問題を解決していく物語が描かれている。

ゲーム自体は2013年7月に発売されたが、今年1月よりテレビ東京系で放送がスタートしたTVアニメ、そしてバンダイから発売された、なりきり玩具『DX妖怪ウォッチ』や『妖怪メダル』によってさらに人気が加速。ゲームは売り上げランキングで再浮上、玩具は店舗側が購入制限を設けて品薄状態が続くなど、幼稚園児~小学生を中心に爆発的なヒットを記録している。

そうしてオープンした「妖怪ウォッチ 発見!妖怪タウン」は、ナムコとバンダイが共同で企画したキャラクターイベントショップ。ミニアトラクション「特別手配!妖怪キャッチ」や関連商品を取りそろえたグッズショップ「よろずマート」、限定景品が当たるはずれくじなしの「妖怪ルーレットバトル」、限定の妖怪メダル「ツチノコパンダ」プレゼントなど多彩な企画を用意していた。

店舗には、初日の14日のオープンから長蛇の列ができ、入店整理券を配布して入場を制限していたものの、1日で多数の商品が完売。翌日15日にも来場者が後をたたず品切れ商品が続出し、ナムコは15日夜に「予想を超えるお客様にご来店いただき、十分な商品をご提供することが困難となっており、また、お客様に楽しいお買いもの体験をご提供できない現状からやむを得ず、3月16日(日)以降の営業を休止とさせていただきます。」と、営業の休止を発表した。

営業再開については、同店舗の公式サイトおよび店頭でアナウンスされるという。

(C)L5/YWP・TX