米NVIDIAは18日(現地時間)、新GPUアーキテクチャ「Maxwell」をベースとしたミドルレンジ製品「GeForce GTX 750 Ti」と「GeForce GTX 750」を発表した。アーキテクチャを刷新により、電力効率が向上している。北米での参考価格はGeForce GTX 750が119ドルから、1GBメモリ搭載のGeForce GTX 750 Tiが139ドルから、2GBメモリ搭載のGeForce GTX 750 Tiが149ドルから。

「GeForce GTX 750 Ti」と「GeForce GTX 750」

■「GeForce GTX 750 Ti」のレビュー記事はこちら
【レビュー】GeForce GTX 750 TiとRadeon R7 265を試す - 最新2大ミドルレンジGPUのパフォーマンスを検証

「Maxwell」は従来の「Kepler」に続く最新のGPUアーキテクチャで、製造プロセスは28nm。GPU内のリソースを効率よく利用することを念頭に開発され、これまで以上に電力当たりのパフォーマンスを重視したという。

Keplerの場合、SMXは1基のコントロールロジックと192基のCUDAコアによって構成されていた。一方、MaxwellではSMXを32基のCUDAコアで構成した4つのブロックにわけ、それぞれにコントロールロジックを配置して、タスクのスケジューリングを行うように変更した。これによりコアの使用率が向上した。MaxwellではKeplerと比較して、コア当たりのパフォーマンスが35%向上するとともに、電力効率を2倍にすることができたという。

KeplerとMaxwellのSMXの比較

Maxwellのブロック図

「GeForce GTX 750 Ti」と「GeForce GTX 750」は、Maxwellによる最初のGPUで、GM107コアをベースとしている。GeForce GTX 650 Tiの後継でミドルレンジの位置付けの製品となる。リファレンススペックのTDPは、GeForce GTX 750 Ti60W、GeForce GTX 750が55Wで補助電源を必要としないことも特徴として挙げられ、小型PCなどへの搭載もターゲットとする。

製品のポジション。GTX 660やGTX 650は継続で販売するという

Mini-ITXなど小型PCがターゲット

GeForce GTX 750 Tiの仕様は、CUDAコアが640基、ベースクロックが1,020MHz、ブーストクロックが1,085MHz、メモリが128bit接続のGDDR5 1GBあるいは2GB、メモリクロックは5.4Gbps(データレート)、TDPは60W、PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0。映像出力コネクタはDL-DVI×2、miniHDMI×1、DisplayPort×1。

GeForce GTX 750 Tiの仕様

GeForce GTX 750の仕様は、CUDAコアが512基、ベースクロックが1,020MHz、ブーストクロックが1,085MHz、メモリが128bit接続のGDDR5 1GB、メモリクロックは5.0Gbps(データレート)、TDPは55W、PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0。映像出力コネクタはDL-DVI×2、miniHDMI×1、DisplayPort×1。

GeForce GTX 750の仕様