タレントのデヴィ夫人とユージが13日、都内で行われた映画『大統領の執事の涙』公開直前イベントに登場した。
本作は、ホワイトハウスで7人の大統領に仕えた一人の黒人執事の?知られざる”人生を辿る物語。ケネディ大統領暗殺事件、KKK、ベトナム戦争などすぐ目の前で世界が動く瞬間を見続けてきた男・セシルが国と家族の間で揺れながらも、信念を突き通して働いていくストーリーで、オバマ大統領が「目に涙あふれた」とコメントした感動作。映画は15日から新宿ピカデリーほか全国ロードショーされる。
ドレス姿で登場したデヴィ夫人は、作品について「私はこの映画を見たときにあまりに感動しまして、胸にドーンと来てしばらく立ち上がることができませんでした。アメリカの奴隷制度のことが取り上げられている最高のクオリティの映画です」と絶賛。執事風のファッションで現れたユージは、「僕はお父さんがアメリカに住んでいますし、家族がドミニカ大使館で働いていたこともあって、色々分かる部分もあったんですけれど、昔の奴隷制度のこととかまだ深刻さが伝わっていない部分もあったので、同世代の友達に知ってもらえたらなと思います」とアピールした。
また、デヴィ夫人は、東京都知事選挙において警視庁から公職選挙法の疑いで警告を受けた問題について聞かれると「SNSが解禁になったということで、ブログに書いていいのかなと思ったら、メルマガは違うということで、ちょっと教えてくださったので、あそうですかって。私全然知らなかったの」とコメント。さらに、「淡路恵子さんの告別式で、棺から着物を取り出そうしたという記事が出ていましたが」と質問されると、「あれは私がよく覚えているお着物だったので、形見に譲ってくださいと言ったら、もうお棺の中に入ってしまっていたので(淡路の)息子さんがたくさんあるからぜひ形見にしてくださいって言ったんですけれど、まだいただいていないです」と説明した。さらに「棺の中にある着物を取り出そうとしたわけではない?」と質問されると「いいえ、何か形見をいただきたいって(話した)」と否定した。