アディーレ法律事務所は、20歳代~40歳代の会社員618人を対象に、ブラック企業や会社への不満、ストレスに関するインターネット調査を実施した。調査期間は1月11日~13日。
ストレス発散方法1位は「美味しいものを食べる」
まず、今働いている会社でたまったストレスの発散方法について尋ねたところ、1位は「美味しいものを食べる」(61.7%)、2位は「寝る」(60.4%)、3位は「買い物」(44.0%)だった。飲酒や買い物などよく聞くストレス発散方法よりも、「寝る」と回答した人が多い結果となった。
年代別に見ると、「美味しいものを食べる」と回答した割合は20歳代が73.3%、30歳代が61.2%、40歳代が50.5%だった。「寝る」は、20歳代が67.5%、30歳代が53.4%、40歳代が60.2%。いずれも20歳代がもっとも高く、20歳代は食べて寝ることでストレス発散をしていることがわかる。
ブラック企業に勤務する人は「食べて寝る」でストレス発散
次に、自分の会社をブラック企業と思うか尋ねたところ、54人が「思う」と回答した。そのように回答した人を対象にストレス発散方法を聞いたところ、「思わない」人よりも「美味しいものを食べる」、「寝る」という回答が10%以上高い結果となった。勤務先がブラック企業だと感じている人は、仕事のストレスを「食べて寝る」ことで発散しているようだ。