経済産業省と厚生労働省は2月3日、ロボット技術による介護現場への貢献や新産業創出のため、平成24年11月に策定した「ロボット技術の介護利用における重点分野」を改訂し、公表した。

両省は、平成24年11月22日に「ロボット技術 の介護利用における重点分野」を策定し、本年度から開発支援を開始。また、新たに25年度補正予算を活用し、介護現場への導入に係る大規模な実証を行う。

ロボット技術の介護利用 新分野3項目

こうした中、改めてロボット技術の介護利用に関するニーズについて調査し、この結果も踏まえ、在宅介護や認知症ケアのニーズへ対応するため、今般重点分野を改訂、来年度より新たな重点分野の開発支援を開始。

今後のロボット介護機器の開発・実用化に係る重点分野として、新たに3項目を策定。平成24年11月に策定した 4分野5項目と合わせ、5分野8項目が今後の重点分野となる。

重点項目は次のとおり。

分野 項目
移乗介助 ロボット技術を用いて介助者のパワーアシストを行う装着型の機器、ロボット技術を用いて介助者による抱え上げ動作のパワーアシストを行う非装着型の機器
移動支援 高齢者等の外出をサポートし、荷物等を安全に運搬できるロボット技術を用いた歩行支援機器、高齢者等の屋内移動や立ち座りをサポートし、特にトイレへの往復やトイレ内での姿勢保持を支援するロボット技術を用いた歩行支援機器(新)
排泄支援 排泄物の処理にロボット技術を用いた設置位置の調整可能なトイレ
認知症の方の見守り 介護施設において使用する、センサーや外部通信機能を備えたロボット技術を用いた機器のプラットフォーム、在宅介護において使用する、転倒検知センサーや外部通信機能を備 えたロボット技術を用いた機器のプラットフォーム(新)
入浴支援 ロボット技術を用いて浴槽に出入りする際の一連の動作を支援する機器(新)