M2M World Alliance Webサイト

NTTドコモが加盟するM2Mアライアンスは12月17日、正式名称「M2M World Alliance」とロゴを発表した。同アライアンスは、先進的でより便利なM2Mサービスの提供に向けて取り組んでいくとしている。

M2M World Allianceの加盟企業は、NTTドコモやTelefonica(スペイン)、KPN(オランダ)、VimpelCom(ロシア)、Rogers(カナダ)、Telstra(オーストラリア)、SingTel(シンガポール)、Etisalat(アラブ首長国連邦)の通信事業者8社。この発表に合わせて同アライアンスは、公式ホームページを開設している。

またM2M World Allianceは、M2M機器に組み込むSIMカードに、任意の通信事業者の電話番号やIDなどの回線情報をネットワークを通じて書き込むことを可能にするeSIMサービスを活用した「Multi-Operator Global Solution」の商用提供を検討。ユーザーがeSIMを使った技術検証を行うためのデモキット提供を開始した。

なお、国内のM2Mに関する動きでは、ソフトバンクモバイルが「グローバルM2Mアソシエーション(GMA)」への加入を11月に発表している。