話題の復刻レンズ「Petzval」が予約受付開始、アナログ&デジタルに対応

ロモジャパンは、2013年夏にクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にてプロジェクトを立ち上げ、各国で話題となっていた復刻版レンズ「Lomography x Zenit New Petzval Art Lens(ロモグラフィー x ゼニット ニュー ペッツバル アート レンズ)」のプレオーダーを公式オンラインショップにて受付開始した。先着順の数量限定で、価格は6万4,800円～7万5,800円。お届けは2014年5月を予定。

本製品は、ロモグラフィー本社があるオーストリア・ウィーンで約170年前に誕生したポートレートレンズ「Petzval」の復刻版。中央はシャープで強い色彩、外側に独特のボケ効果を持つのが特徴で、今回復刻される製品ではCanon EFマウントとNikon Fマウントに対応。アナログカメラだけではなく、デジタルカメラでも使用可能となっている。主な仕様としては、焦点距離が85mm、開放絞り値がf/2.2、サイズ/重量は120×85×80mm/500g(プロトタイプをベースに算出)。

今回のプレオーダーでは真鍮素材の通常モデルに加え、黒塗り真鍮製の特別モデルを用意する。価格はCanon EFマウント／Nikon Fマウントいずれも、真鍮製ゴールドモデルが6万4,800円、真鍮製ブラックモデルが7万5,800円。レンズ本体には予約特典として、「Lomography x Zenit New Petzval Artレンズ写真集」、特別 絞りプレート 4点、 特製クリーニングクロス、特製レザーポーチ、前後の真鍮製レンズキャップが付属するという。

同社はこのPetzvalレンズの復刻プロジェクトを2013年夏に立ち上げ、多くの支援を得ることに成功しており、その反響は日本のみならず、アメリカ、ヨーロッパ、そしてその他アジア諸国で話題を呼んでいた。