年末年始に転職活動する人が多い業種って?

パソナキャリアカンパニーは、10月1日～31日の期間、転職希望者を対象に「年末年始の過ごし方」に関するアンケートを実施した。有効回答件数は662件。

「初詣に行く」が1位

年末年始はどのように過ごすか尋ねたところ、最も多かった回答は「初詣に行く」(34.5%)だった。2位は僅差で「帰省する」(33.8%)、3位は「自宅でだらだら過ごす」(11.3%)、4位は「転職活動をする」(11.3%)となっている。

休みを取りにくい業界は年末年始も就職活動

「転職活動をする」と回答する人が高い業界を分析すると、「製造業」「流通」「サービス業」という結果になった。製造業は「転職活動の時間がなかなか確保できない」というケースが多く、まとまった休日が取れる年末年始に就職活動をする意向があるようだ。

また、「流通・サービス業」も休みを確保しづらい業種のひとつ。年末年始も勤務する場合も多く見られるが、転職活動もあわせて行いたい意向がうかがえる。

次に、年代別で見たところ、20代前半では「自宅でだらだら過ごす」「まだ考えていない」と回答する割合が高いが、年代が上がるほど、「初詣」「帰省」など、計画的に年末年始休暇をすごす人が増えることがわかった。また、年代があがるほど「転職活動をする」という回答も多くなっている。