米AMDは5日、アジアパシフィック/日本(APJ)メガリージョン担当バイスプレジデントにDavid Bennett(デイビッド・ベネット)氏を任命したと発表した。同氏は日本政府が運営する文部科学省のプログラムに従事するなどした後、日本AMDに入社しており、日本語が堪能であるほか、今回の担当地域に特に造詣の深い人物とされてる。

Bennett氏は、米AMDのシニア・バイスプレジデント 兼 最高営業責任者(CSO)であるJohn Byrne(ジョン・バーン)氏の直属となる。着任後は同社のAPJ担当バイスプレジデントとして、オーストラリア、インド、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムなどの国々におけるAMDの事業展開および販売活動を指揮する。

David Bennett(デイビッド・ベネット)氏

Bennett氏はAMDに6年以上在籍しており、直近では、HP担当の全世界における販売ディレクター、それ以前はカナダのAMDでコンシューマー・リテール事業を率いていた。AMD入社以前は、日本の文部科学省のプログラムに従事した後、エンワールド・ジャパン(旧・ウォールストリートアソシエイツ)でコンサルタントとして勤務するといった経歴を持ち、その後に米AMDの日本法人である日本AMDにビジネス開発マネージャーとして入社した。日本語が堪能であるほか、韓国語や中国語文書も理解し、「多文化に通じているリーダー」(Byrne氏)という。