11月23日より開催される大ヒットアニメ『エヴァンゲリオン』シリーズのキャラクターや世界観などをモチーフに作られた日本刀を展示する「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」の内覧会が22日、東京・上野の森美術館で行われた。

ヱヴァンゲリヲンと日本刀展

本日の内覧会には、まもなく最終節を迎える「SUPER GT」に出場するレーシングチーム「Racing RUN'A EVANGELION Racing」に所属する佐々木華奈、和泉テルミ、森園れんの3人のレースクイーンも登場。刀工の手によって鍛え上げられた日本刀を手に展示会場に登場した彼女たちは、本物の刀の重みに驚いている様子だった。

日本刀を手にする、和泉テルミ(式波・アスカ・ラングレー)「プログレッシブ剣型<丸>」、佐々木華奈(綾波レイ)「綾波レイ仕様 刀」、森園れん(真希波・マリ)「カウンターソード」

彼女たちが手にしている作品は、それぞれが身につけている衣装の元になったキャラクターをイメージしたものやエヴァンゲリオン用の武器、またエヴァンゲリオンそのものをイメージして作られたものとなっている。

「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」は、伝統工芸の集合体である日本刀の職人たちが、アニメ映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の世界からインスピレーションを受け、劇中に登場する武器を再現。キャラクターからイメージした現代デザインの日本刀も製作されている。日本刀の形状の変遷を分かり易く解説展示し、精緻な金具、色彩豊な柄などと一緒に日本刀の基本的な世界を紹介している。さらに、同時開催となる「海洋堂エヴァンゲリオンフィギュアワールド」では、映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の名場面を、海洋堂のフィギュアを使って再現したジオラマ(情景模型)が多数展示されている。

「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」の会期は、11月23日~12月23日(10:00~17:00/最終入場16:30)。

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