俳優の水嶋ヒロ、剛力彩芽、山本美月、優香、大谷健太郎監督が20日、都内で行われた映画『黒執事』(1月18日公開)の完成報告イベントに出席した。
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2年半ぶりに公の場に登場した水嶋ヒロ |
本作は水嶋にとって、3年ぶりの主演復帰作。約2年半ぶりの公の場となるこの日、リムジンからレッドカーペットに降り立った水嶋は、詰めかけた観衆に駆け寄り、サインや握手を交わしながら、ファンからの声援に笑顔で応えていた。
登壇した水嶋は、「すばらしいスタッフ、キャストに恵まれていて、自分はただやるだけだという環境も用意してくださったので、思い切ってできました」と撮影を振り返りながら、「プレッシャーの大きい役ではありました」と明かした。また、しばらく現場から離れていたこともあって、当初は共演陣とのコミュニケーションもぎこちなかった様子。ある日、背後で剛力、山本、優香が話していた時のことに触れ、「振り返った瞬間に、あまりに美しい3人がいて、異次元の世界に迷い込んだような感覚に陥りました」と"美の衝撃"を興奮気味に語った。
水嶋の発言を受けた優香は、「おどおどしてる感じはありましたけど(笑)」と認めた上で、「でも、現場を引っ張っていってくれました。必ずみんなでいると水嶋さんから話してくださったりだとか」と雰囲気作りに一役買っていたことを明かす。剛力も「撮影の合間は、水嶋さんの人柄で温かい時間が流れるんです」と賛同し、「撮影に入るといい意味での緊張感が広がるのは、本当に水嶋さんのパワーだなというのをすごく感じました」とコメント。山本は、「すごく褒め上手なんですよ」と水嶋の新たな一面をあげ、「なので自信をもってできるというか…ありがとうございます」と感謝の言葉を贈った。
原作は、月刊『Gファンタジー』(スクウェア･エニックス刊)で2006年から連載中の枢やなの同名コミック。水嶋は、知識、教養、立ち居振る舞い、料理の腕前から戦闘能力に至るまで、すべて完璧で冷酷な美しい執事･セバスチャン役、剛力はそのセバスチャンと見事なコンビネーションを見せる主人･幻蜂清玄(汐璃)役、優香は清玄の叔母･華恵役、山本は、幻蜂家の使用人･リン役をそれぞれ演じる。
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