ライフメディアは、同社が運営するアンケート調査サイト「ライフメディア」にて、「美術館・美術展に関する調査」を実施した。調査方法はインターネットリサーチ。調査期間は11月1日~11月6日。有効回答は1200サンプル。調査対象は10代~60代の全国男女。

あなたは美術館・美術展にどのくらいの頻度で行きますか?※単一回答/10代から60代の全国男女(n=1200人)

10代から60代の全国男女に対し、美術館・美術展に行く頻度を尋ねたところ、54%が「(ほとんど)行かない」と回答。1年に1回以上行く人は、(「月に1回以上」、「2~3カ月に1回」、「半年に1回程度」、「1年に1回程度」の回答者を総計して)32%程度となった。

また、3年に1回以上美術館に行っている人(551人)に対し、「美術館に行きたくなる理由」を聞いたところ、男性は「気分転換がしたくなったとき」、女性は「好きな作品が展示されているとき」という回答が最も多かった。「美術館に一緒に行く人」は誰かという問いには、「ひとり」あるいは「配偶者」が同率(38%)で最多回答となった。

あなたはどんな時に美術館・美術展に行きたくなりますか?※複数回答/3年に1回以上美術館・美術展に行く人(n=551人)

あなたは美術館・美術展の情報をどこでチェックしますか?※複数回答/3年に1回以上美術館・美術展に行く人(n=551人)

あなたはなぜ美術館・美術展に行かないのですか?※複数回答/美術館・美術展に(ほとんど)行かない人(n=649人)

続いて、「どのような展示を見に行くか」と尋ねたところ、91%が「絵画」と回答と、他の作品より圧倒的に多かった。それに続いて「写真(31%)」「彫刻(25%)」という結果となった。「美術館情報のチェック方法」は「テレビ・ラジオ(43%)」「新聞・雑誌(40%)」「街中・駅や車内のポスター(34%)」が上位になった。

逆に、「美術館に行かない」と答えた人(649人)にその理由を聞いたところ、「近くに美術館がない(35%)」、「きっかけがない(35%)」、「絵画や美術品に興味がない(35%)」という内容となった。最後に、調査対象全員に「日常においてアートが身近と感じるか」と尋ねたところ、半数以上の57%が「感じない」と回答したということだ。