KADOKAWAアスキー・メディアワークス ブランドカンパニーは、角川アスキー総合研究所と共同で、女子小学生を対象に「子どもライフスタイル調査2013夏」を実施した。調査は8月1日~9月20日にかけて行われ、629件の有効回答を得た。
女子小4~6年生のスマホ使用率は9%
最初に、女子小4~6年生に、自分で使っているデジタル情報機器について尋ねたところ、「パソコン」(29.3%)が最も使用率が多かった。続いて「ノートパソコン」(21.3%)、「携帯電話」(26.1%)。「スマートフォン」(8.8%)に、「タブレット」(8.8%)の使用率はどちらも1割程度にとどまっている。
一方、ほしいものについて聞くと、最も多い回答は「スマートフォン」(48.2%)で、「タブレット」(30.1%)、「パソコン」(24.9%)を上まわる結果となった。
スマホでやりたいことは「ゲーム」が1位
スマートフォンをほしいと回答した女子小学生にスマートフォンでやりたいことを聞いたところ、「ゲームをする」との回答が73.9%で、最も高い回答となった。女子小4~6年生では、「メールをする」(50.0%)、「音楽を聴く」(48.3%)、「LINE、ミクシィ、ツイッターなどSNSを使う」が47.5%と比率が高い。
約半数がYouTubeで音楽を聴くと回答
スマートフォンで音楽を聴きたいと約半数が回答しているが、普段どのように音楽を聴いているか尋ねたところ、「テレビ」が43.6%と最も高かった。次いで「CDプレーヤー」(36.6%)で、携帯電話やスマートフォンで聴いているという割合は17.8%にとどまった。
スマホやパソコン、携帯電話でどのように音楽を聴いているか尋ねたところ、52.1%が「YouTube」で聴くと回答。女子小4~6年生は「曲をダウンロードして聴く」(31.4%)が、「CDから聴く」(24.4%)を上回った。
1割の小学生がボーカロイドの音楽を聴いている
また、ボーカロイド(初音ミクなど)の楽曲についても聞いたところ、「知らない」(71.2%)の回答が最も多かったが、女子小4~6年生の12.4%が「よく聴く」または「たまに聴く」と回答。「1割程度は小学生の頃からボーカロイドの楽曲に親しんでいるようだ」と調査では分析している。