フォーカルポイントは9月27日、PCやスマートフォンなどで屋内・屋外の環境をモニタリングできる「Netatmo ウェザーステーション」を発売した。価格はオープンで、同社のショッピングサイト「FORCAL STORE」での直販価格は19,800円。

「Netatmo ウェザーステーション」の屋内用・屋外用モジュール

スマートフォンでのモニタリング画面

Netatmo ウェザーステーションは、屋内用・屋外用の測定用モジュールとモニタリング用のアプリから構成される、アプリケーション連動型の環境測定システムだ。

屋内用のモジュールは、室温・湿度・気圧・CO2濃度・騒音を測定する。屋外用モジュールは、気温・体感温度・湿度を測定、空気の質を測定する。測定範囲は、気温が屋内で0°C~50°C、屋外で-40°C~65°C(誤差±3%)、湿度が0~100%(誤差±3%)、気圧が260~1,260mbar(誤差+-1mbar)、CO2が0~5000ppm、騒音が35~120dBとなっている。なお、屋外用モジュールに防水性は備わっていないため、雨などのかからない場所に設置する必要がある。

モジュールはWi-Fi(無線LAN)によって接続され、iPhoneやAndroidスマートフォンの専用アプリケーション、PCのブラウザから測定データをモニタリングすることが可能だ。また、測定されたデータはクラウドに蓄積され、過去のデータを参照することができる。

ブラウザでのモニタリング画面

アプリやブラウザでは、モジュールからの測定値だけでなく、紫外線量や日照時間を含めた1週間先までの詳細な天気予報を参照できるうえ、環境省が運営する「大気汚染物質広域監視システム」のデータも利用できる。

アラーム機能も搭載されており、屋内のCO2濃度が高くなった場合にiPhoneやスマートフォンにプッシュ通知を送るような利用法も可能だ。

サイズは、屋内モジュールがW45×D45×H155mmで、屋外用モジュールがW45×D45×H105mm。質量は、屋内用モジュールが約193gで、屋外用モジュールが約177gだ。