ディラックは26日、台湾BitFenixのPCケース「PHEMON」シリーズを発表した。Mini-ITXに対応した「PHENOM」とマイクロATXに対応した「PHENOM-M」の2モデルをラインナップする。10月2日より発売し、店頭予想価格は「PHENOM」が12,000円前後、「PHENOM-M」が13,000円前後。

シックで落ち着いたデザインながら、同社の「PRODIGY」「PRODIGY-M」と同様のシャーシを採用し、PHENOMでは3.5インチドライブを最大6基、2.5インチドライブを最大11基搭載可能。また、PHENOM-Mでもグラフィックスカードが2基搭載できるなど、「PRODIGY」「PRODIGY-M」と同様の拡張性の高さを備えている。

それぞれ本体カラーとしてホワイトとブラックを用意する。

PHENOM

「PHEMON」シリーズ

冷却機構として標準で前面と背面に120mmファンを1基ずつ搭載。さらにオプションで前面に230mm/200mmファン×1基、もしくは120mmファン×2基、上面に120mm×2基、背面部に140mmファン1基を取り付けることもできる。

搭載ベイは3.5インチベイ×6基(ケージ部は2.5インチと排他)と2.5インチベイ×11基を備える。ディスクケージは取り外し可能。拡張スロットは2基。310mmまでの拡張カードを搭載可能。本体サイズはW250×D374×H330mm。

PHENOM-M

「PHEMON-M」シリーズ

背面と底面に120mmファンを1基ずつ標準搭載するほか、オプションで上面に120mmファン×2基を増設できる。またシングルタイプやデュアルタイプお簡易水冷キットの取り付けが可能で、システムの構成に合わせて選択することができる。

搭載ベイは5インチベイ×1基、3.5インチベイ×4基(うち底面の2基はファンと排他仕様)、2.5インチベイが5基、拡張スロット数は5基で、拡張カード用のスペースは最大320mmまで。本体サイズはW250×D359×H404mm。