「TEDxTohoku2013」開催

TEDxTohoku(テデックストウホク)は10月13日、東北発のアイデアを日本全国へ、そして世界へ向けて発信することを目的としたカンファレンス「TEDxTohoku2013」を、東北芸術工科大学 こども芸術教育研究センター(山形県)にて開催する。

今年は山形へ会場を移し、より広く東北発のアイデアを発信

TEDxTohokuは、「Ideas worth spreading(広める価値のあるアイデア)」を活動目標としたグループ「TED」による"TEDxプログラム"の正式ライセンスを受け、共同代表の亀井潤氏、余力悠司氏が2011年(当時東北大学3年)に設立した団体。「世界と東北の交差点」になるという理念を掲げ、東北のアイデアを発信し人と人とのつながりを生むことで、東北の未来に貢献することを目的としている。

2011年の初開催から3度目となる今回のカンファレンスでは、より広く「東北発」のアイデアを広めたいとの思いから、初めて山形県に会場を移して開催。2012年に引き続き、「まだ見ぬ"みちのく"へ、ともに。」をテーマに、東北発のアイデアを発信するほか、登壇者や参加者の交流により新たなアイデアやコミュニティの創出を目指す。

登壇者は、大正大学人間学部 特命准教授(東北学)・山内明美氏、東北大学大学院 環境科学研究科教授(ネイチャーテクノロジー)・石田秀輝氏、東北芸術工科大学環境デザイン学科 准教授・三浦秀一氏のほか、及び源鋳造(OIGEN)社長・及川久仁子氏、映画「よみがえりのレシピ(2011)」の監督・渡辺智史氏など。また、パフォーマーとして、全日本郷土芸能協会職員 舞川鹿子躍保存会会員の小岩秀太郎氏が参加する。

なお、同カンファレンスは完全招待制のため招待者以外の入場は不可。当日の模様は、WEBCAST配信による生中継や、Facebook、Twitterでリアルタイム発信を行う。また、会場に隣接する東北芸術工科大学の学生食堂内にて、パブリックビューイング(参加費無料、事前申込み不要)も行うとのこと。