10月3日スタートの読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『ハクバノ王子サマ 純愛適齢期』(毎週木曜23:59~)のメインキャストが発表され、主演女優の名前が明かされないまま第1話の放送を迎えることが26日、明らかになった。
原作は、漫画家・朔ユキ蔵の同名漫画。32歳で彼氏がいない女子高教師・原多香子を主人公に、入り乱れる恋愛模様と人間関係の中で悩みもがくヒロインの心情を描いた。ある日、多香子の勤める学校に、7歳年下の新任教師・小津晃太郎が赴任してきたことから物語は展開。誠実な晃太郎に惹かれる多香子だったが、晃太郎には婚約者がいたことが判明する。落ち込む多香子を見て、かつて多香子と不倫関係にあった先輩教師・黒沢明夫の恋心が再燃する。
同作のテーマが「誰もがヒロイン」であることから、主演女優の名前を第1話まで明かさないという異例の手法が採用された。主人公の顔を隠し、イメージを固定化しないことで、さまざまな世代の女性が自身と重ねあわせてドラマを見るようになることを狙っている。ちなみに、謎のヒロインは10歳から69歳男女の知名度が94%で、20歳から69歳女性では99%。制作サイドによると、「国民的女優で、誰もが知っていて、圧倒的な好感度がある女優」だという。
また、新任教師・小津晃太郎役には、三浦貴大。多香子への恋心を再燃させる先輩教師・黒沢を中村俊介が演じる。そのほか、新井浩文、河北麻友子、市川実和子、山田真歩、優希美青、柳下大といった俳優陣が名を連ねている。