NTTドコモは14日、同社の2013夏モデル「らくらくスマートフォン2 F-08E」を16日より発売すると発表した。同製品はシニア向けスマートフォン「らくらくスマートフォン F-12D」の後継モデル。従来の製品にくらべて、ディスプレイサイズなど各種性能が改良されている。

らくらくスマートフォン2 F-08E

同製品は、シニア向けに開発された「らくらくホン」シリーズの新製品。高齢者やスマートフォン初心者でも使いやすい設計が特徴で、ボタンのように押した感触が得られるタッチパネルや、大きなボタン表示機能を備える。

前モデルの「らくらくスマートフォン F-12D」に比べて、画面サイズが4.0インチから4.3インチに拡大。従来よりもモデルより大きく明るい画面での操作が可能になった。このほか、CPUやメモリなど各種性能も改良。通信面では新たに「Xi(クロッシィ)」に対応した。

主な仕様は次の通り。CPUは1.7GHz・クアッドコア「APQ8064T」を採用。内蔵メモリはROMが8GB、RAMが2GB、最大64GBのmicroSDXCメモリーカードを外部メモリとして利用可能。バッテリー容量は2100mAh。OSはAndroid 4.2を採用する。

機能面では、背面に約810万画素、前面に約130万画素のCMOSカメラを搭載。カメラ機能は、写真を素早く明るく撮影できる「おまかせカメラ」を搭載している。そのほか、ワンセグ、おサイフケータイにも対応。

通信面では、下り最大14Mbps/上り最大5.7Mbpsの「FOMAハイスピード」、下り最大112.5Mbps/上り最大37.5Mbpsの「Xi」に対応する。

サイズは約W64×H130×D9.9mmで、重量は約138g。IPX5/8相当の防水、IP5X相当の防塵性能を備える。本体のカラーバリエーションは、ゴールド、ブラック、ピンクの3色。