西武鉄道は9日、武蔵横手駅線路脇の社用地(ヤギ広場)にて、「武蔵横手 日高市・飯能市感謝祭」を開催する。同社は環境保全対策として、2009年8月からヤギによる草刈りを実施しており、丸4年を迎えたことを記念してイベントが行われる。

エコパートナーとして、武蔵横手駅にて"草刈り"を担当しているヤギ一家

当日はヤギ広場を初めて一般開放するほか、普段見ることのできない西武鉄道工務部の仕事紹介や体験を用意。30分おきにレール切断・レール穴あけ実演を実施し、切断したレールは見学した子供たち先着100人にプレゼントするという。

また、運輸制服と技術制服の両方を用意した「お子さま用制服撮影会」や、測量機器を用いたクイズ大会、武蔵横手で採れたはちみつの販売なども予定されている。開催日時は8月9日10~14時(小雨決行・荒天中止)。入場無料。

西武鉄道の「ヤギによる草刈り」は、同社社員が機械を使用して行っていた除草を、ヤギに草を食べさせることで代用し、CO2削減につなげようという取組み。武蔵横手駅線路脇の約5,000平方メートルの社用地で実施しており、父ヤギの「そら」、母ヤギの「みどり」、兄の「だいち」、子ヤギの「はな」からなる「ヤギ一家」は、西武鉄道の"エコパートナー"と位置付けられている。