MMD研究所は27日、20歳から59歳の男女568人を対象に実施した「タブレット端末に関する定点調査」の結果を公表した。同調査は、6月18日から6月21日にかけて行われたもの。タブレット所有者が使用しているスマートフォンの種類や、タブレットの利用シーンについて調査し、iPad所有者の約7割がiPhoneを利用しているなどの傾向が明らかになった。

iPad所有者の68.5%、Android所有者の21.1%がiPhoneを所有

タブレット所有者に、所有しているスマートフォンの種類を聞いたところ、iPad端末所有者の68.5%、Androidのタブレット端末所有者の21.1%がiPhoneを所有していることがわかった。

タブレット所有者の71.5%が自宅/室内で利用。スマートフォン所有者の65.1%が電車/バス/飛行機などの移動中に利用

タブレット/スマートフォン端末の利用シーンについては、タブレット端末所有者の71.5%が「自宅/自室でくつろいでいる時」に利用していると回答、次いで「テレビを見ているとき」が37.7%と自宅で利用する傾向が高いことがわかった。一方、スマートフォン端末では、「電車/バス/飛行機で移動している時」という回答が65.1%と最も多く、次いで「外出先で空き時間を過ごしている時」が63.9%と家の外で利用する傾向が高い結果となった。

タブレット端末所有者の43.8%が動画アプリを使用

タブレット端末で定期的に利用しているアプリのジャンルについて質問したところ、「動画」が43.8%、「天気」が39.3%、「SNS」が34.7%の順にランクインする結果となった。一方で、「無料通話/チャット」は14.1%、「ミュージック」は10.7%と利用率が低い結果となった。

タブレット所有者の約6割が家族と共有で利用している

このほか、事前調査においてタブレット端末を所有している20歳から59歳の男女3,116人を対象にタブレット端末の家族共有利用について質問したところ、40.7%の人が家族と共有して利用していることがわかった。