京都府京都市の嵐山の夏の風物詩「嵐山 鵜飼(うかい)」を、嵐山通船の屋形船から見学する企画が行われる。実施期間は7月1日(月)~9月16日(月)。
同イベントは、古い歴史を持つ嵐山の鵜飼を、かがり火の中、屋形船から嵐山の夜景とともに楽しむというもの。
屋形船は、渡月橋付近の乗り場から乗船。出発時間は19時と20時で、9月1日以降は、18時30分と19時30分となる。
料金は、乗合船・大人1,700円(浴衣着用の場合は1,500円)、4歳~12歳の子供850円。貸切船は10人乗り40,000円、16人乗り52,000円、20人乗り70,000円(事前予約必要)。食事付き鵜飼見学船は10名以上の利用で一人6,500円となる(5日前までに予約必要)。
鵜飼とは?
鵜飼とは、鵜という鳥を使ってアユなどを取る漁法のこと。712年に完成した「古事記」や720年の「日本書紀」にも記述がある歴史ある漁法だ。鵜飼漁をする人は鵜匠(うしょう)と呼ばれ、伝統的な風折烏帽子や漁服、胸あて、腰蓑を身につけて漁に臨む。嵐山のほか、宇治市の宇治川、岐阜県の長良川、愛媛県の肱川などでも行われている。