JR九州は19日、九州北部豪雨により運転を見合わせていた豊肥本線宮地~豊後竹田間の運転再開について発表した。運転再開日は8月4日(始発列車から)となる。
同区間は昨年7月の九州北部豪雨で多大な被害を受けて運転見合わせに。その後は代行輸送が行われたが、復旧工事のめどがついたことから運転再開できる見通しとなった。代行輸送は8月3日まで実施され、翌8月4日より、宮地~豊後竹田間で運転再開(今後の天気などの状況により、変更の場合あり)される。
現在、人吉~宮地間と豊後竹田~別府間で別々に運行されている特急「九州横断特急」も、8月4日以降は別府~熊本・人吉間での運行に。現行の「九州横断特急47号」(別府発豊後竹田行)・「九州横断特急7号」(宮地発人吉行)については運転区間の見直しが行われ、8月4日から別府発熊本行「九州横断特急101号」・熊本発人吉行「くまがわ3号」に分割される。これらの特急列車の指定席券は、7月4日より全国の駅のみどりの窓口にて販売開始される。
運転再開後、宮地~豊後竹田間では普通列車が上り・下りともに5本ずつ設定されている。その他、一部列車において行先や時刻が変更されるとのこと。