ダンスボーカルユニット・E-girlsの須田アンナが、7月1日スタートの東海テレビ・フジテレビ系のドラマ『明日の光をつかめ -2013 夏-』(毎週月~金 13:30~13:58)で連続ドラマ初主演を務めることが29日、明らかになった。

左から渡辺いっけい、柾木玲弥、須田アンナ、須賀健太

同作は、2010年の昼の帯ドラマ枠で放送された『明日の光をつかめ』の第3シーズンとなる作品。第1、第2シーズンで主演を務めた広瀬アリスと小島藤子が、その後も活躍の場を広げたことから、同作の主演に抜てきされた須田アンナの演技にも注目が集まる。物語の舞台は、緑に囲まれた湖畔にあるパン工房・かぼちゃハウス。渡辺いっけい演じる"おっちゃん"こと北山修治は、家族と一緒に暮らすことのできない子どもたちに農作業を教えるため、同地を訪れる。

須田が演じる高校1年生の少女・太田蒼は、母と兄を亡くしたことでかぼちゃハウスに入居。蒼に思いを寄せる松井翔太(須賀健太)、翔太の親友で天才的な知能を持ちながら心臓に病を抱える植本浩樹(柾木玲弥)の2人の少年との揺れ動く恋心を描きながら物語は進行する。連続ドラマ初主演の須田は、その役柄について「悲しみを隠し笑顔で生きる女の子」と語り、「私は、明るくいることは得意なんですが、監督からは『笑顔が足りない』と注意されるので『全力の笑顔を見せてやる!』と頑張っています(笑)」と撮影を振り返っていた。

劇中では得意のダンスも披露する。「所属しているE-girlsのときとは一味違うダンスなので、"要チェック!"でお願いします」とアピールし、「作品では、蒼がどんな思いを抱え生きているのか見てもらいたいし、これまでのシリーズ同様、それぞれに傷や問題を抱える登場人物の誰かに共感してもらえると思います」と同作の魅力も伝えていた。