2013年6月の登場が予定されているIntelの次期プロセッサは第4世代のCoreプロセッサとされており、新しいマイクロアーキテクチャ「Haswell」をベースにしている。この新しいマイクロアーキテクチャをベースにしたプロセッサは、Ivy Bridgeベースのプロセッサと比較してアクティブワークロード時における消費電力が50%削減されると、ExtremeTechが「Intel: Haswell will draw 50% less power than Ivy Bridge」において伝えている。

ExtremeTechの記事では、アイドル時の消費電力も大幅に改善されており、Ivy Bridgeと比較してアイドル時に消費する電力が20分の1まで削減されていることも伝えている。Haswellは特に消費電力の削減を目的にして開発された新しいマイクロアーキテクチャで、Intelのこれまでのマイクロアーキテクチャと比較して消費電力の面で大幅な改善が実現している。性能は同じ消費電力で10%ほどの向上とされており、消費電力の改善に特徴があるといえる。

Haswellベースの第4世代Coreプロセッサは特にノートPCやタブレットデバイスで大幅な稼働時間の向上を実現する可能性が高い。特にノートPCの稼働時間が大幅に伸びる可能性がある。