パイオニアは5月14日、ブルーレイディスク(BD)プレイヤー「BDP-160」「BDP-3120」を発表した。BDP-160は6月下旬発売で、BDP-3120は5月下旬発売。価格はいずれもオープンで、推定市場価格は、BDP-160が16,800円前後、BDP-3120が12,800円前後だ。

光学メディアだけでなく、ネットワークはUSBストレージなど、さまざまなメディアを利用できるBDプレーヤー「BDP-160」

家庭用のBDプレーヤーでは、光学メディアの再生に加え、内蔵されているデコーダーを使って、ネットワークやポータブルストレージなどから、さまざまなフォーマットのコンテンツを再生できる製品が増えてきている。BDP-160もそうした製品の1つだ。

対応する光学メディアは、BD-ROM/R/R DL/RE、DVD-Video/R/RW/R DL、DVD+R/RW/R DL、音楽CD、CD-R/RW、SACD、AVCHDディスク、AVCRECディスク。再生可能なファイル形式は、DivX Plus HD、MKV、WMV、3GP、FLV、JPEG、MPO、PNG、GIF、MP3、WMA、WAV、FLACだ。USBポートに接続したデバイスからの再生に加え、Wi-Fi機能、LANポートを搭載。DLNAプレーヤー機能により、ホームネットワークからの再生も行える。

また、「Wi-Fi Direct」に対応。Wi-Fi環境が整っていない場合でも、スマートフォンとダイレクトにワイヤレス接続して、スマートフォンに保存されているコンテンツを再生することができる。

さらに、「YouTube Send to TV」にも業界で初めて対応。YouTube Send to TVは、Googleが新たに始めたサービス。スマートフォンでYouTubeの動画を検索すると、そのURL情報がBDプレーヤー側に送られ、BDプレーヤーがストリーミング再生を行うというものだ。再生のコントロールは、スマートフォン側から行うことができる。

スマートフォンとの連携はこれだけでなく、プレーヤーの基本操作を行う専用アプリ「iControlAV2013」や「Pioneer ControlApp」を利用することも可能だ。

スリム/コンパクトナBDプレーヤー「BDP-3120」。ブラックとホワイトの2色が用意されている

BDP-3120は、BDP-160から機能を絞り、サイズもスリム・コンパクト化したモデル。Wi-Fi機能は搭載しておらず、ネットワーク接続は有線のみとなる。DLNA機能は搭載しているため、ホームネットワーク経由でのファイル再生は可能だ。再生可能なファイル形式は、DivX PlusR HD、MKV、WMV、3GP、FLV、JPEG、MP3、WMA、WAV、FLAC。

型番 BDP-160 BDP-3120
出力解像度 480i、480p、720p、1080/60i、1080/60p、1080/24p
出力端子 HDMI×1、光デジタル音声端子×1、アナログ音声端子×1
LAN端子 1系統
USB端子 フロント×1/リア×1 フロント×1
サイズ W435×D250×H58mm W360×D208×H39mm
重量 2.0kg 1.2kg
消費電力 17W 13W